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FLAVOR 2026.08.06 by ATHENA

シガーリーフとは?函館シーシャアテナが解説

シガーリーフとは?函館シーシャアテナが解説

はじめにお知らせ

当店はウズベキスタン法人が、現地の正規代理店と直接交渉しています。

そのため、シガーリーフをはじめとする海外フレーバーを正規のルートで、できる限り安く仕入れることができます。「あの銘柄を吸ってみたい」「日本で見かけないやつを試したい」——言っていただければ、代理店に掛け合ってみます。遠慮なくスタッフまでどうぞ。

さて。そのシガーリーフ、そもそも何なのか。

メニューで「シガーリーフ +¥900」という一行を見て、ダークリーフより高いけど何が違うの?と思った方へ。この記事はその答えです。

シガーリーフ=「葉巻の葉」で作ったシーシャ

名前のとおりです。葉巻(シガー)に使われるタバコ葉を、そのままシーシャフレーバーの原料にしたもの。それがシガーリーフです。

主産地はドミニカ共和国をはじめとするカリブ海諸国。葉巻の世界で最上級とされる産地の葉を使い、葉巻文化とシーシャ文化を掛け合わせた——というのがこのジャンルの成り立ちです。

ここで大事なのは、シガーリーフのフレーバーは「香料で味を作る」のではなく「葉そのものの味を活かす」設計になっているという点。普通のシーシャが香りを楽しむものだとすれば、シガーリーフは素材を味わうものです。日本酒でいう純米大吟醸みたいな立ち位置と思ってください。

ブロンド・ダーク・シガー:3つの立ち位置

POSITIONING 3つの葉、それぞれの立ち位置 ブロンドリーフ 標準 / 追加料金なし 香料で味を作る 甘く軽い。キック弱め 香りを楽しむ ▸ はじめての人へ ダークリーフ 濃い / +¥500 葉の旨味+強い香料 キックが強い。熱に強い 刺激を楽しむ ▸ 経験者へ シガーリーフ 別格 / +¥900 葉そのものを味わう 煙がシルキー。天然のキック 時間の変化を楽しむ ▸ 長く座る人へ
上に行くほど「濃い」わけではなく、楽しむポイントそのものが変わります

代表ブランドは BONCHE(ボンチェ)

シガーリーフ系を語るうえで外せないのが BONCHE2019年10月に正式ローンチした、比較的新しいブランドです。

BONCHE のこだわり

  • カリブ産のシガー原料を100%使用(公式説明。一部ではダークバーレーを合わせたものとして紹介されることもあります)
  • 最低2年以上の熟成を経てから製品化
  • 人工的な液体ニコチンは一切不使用。キックはすべて葉に由来する天然のもの
  • 容量は20g/30g/60g/120g展開

ラインは Base(無香タイプ。葉そのものを味わう)、Main(基本ライン)、Bartender(カクテル発想)、Select(専門家によるプリミックス)。

人気銘柄は Whiskey(Main)、HoneyGinger あたり。とくに Honey と Ginger は評価が高く、シガー葉の重さを甘さや辛味がうまく受け止めています。

シガーリーフの最大の魅力:「二段構えの味曲線」

ここが、シガーリーフがほかと決定的に違うところです。

普通のシーシャは、序盤に香りのピークが来て、あとはゆるやかに落ちていきます。ところがシガーリーフは違う。吸い始めの20〜30分はシガー葉の"香り"が際立ち、そこから先はベースとなるシガー本来の"深い味わい"がむしろ鮮明になっていく——という、二段構えの設計になっています。

FLAVOR CURVE セッション中の味の出方(イメージ) 0分 20分 60分 90分 120分 通常フレーバーのピーク シガーリーフはここから本番 香りのフェーズ 葉の旨味のフェーズ シガーリーフ 通常フレーバー
後半にかけて味が深くなる。だからシガーリーフはロングセッション向きです

この曲線が意味するのは、「シガーリーフは急いで吸うと損をする」ということ。90分、120分と座れる夜にこそ真価が出ます。飲みの二次会のあと、朝までゆっくり——そういう使い方に、これ以上ないほど合っています。

もうひとつの特徴:煙がとにかく滑らか

シガーリーフは、ダークリーフのなかでも群を抜いてシルキーな煙だと評されます。ニコチン感はしっかりあるのに、喉に刺さらない。強さと滑らかさが両立しているのは、人工ニコチンを足さず、2年以上熟成させた葉の力だけで作っているからです。

どこで流行っているのか

シガーリーフというジャンルを牽引してきたのは、ロシア・東欧のシーシャシーンです。ダークリーフブームが成熟し、「もっと濃く」ではなく「もっと本質的に」という方向へ進んだ結果、葉巻の葉に行き着いた——という流れ。

そこから中東・ヨーロッパのハイエンド店へ広がり、近年になって日本の専門店にも入ってきました。今の日本では、シーシャに数十回通った人がたどり着く"最終地点"のひとつという位置づけです。まだ扱っている店自体が多くありません。

どうやって作る?——火力は「弱く、間接的に」

シガーリーフは高価で、しかも作り方の難易度が高い。ポイントは「熱を直接当てない」ことに尽きます。

1. ファンネル系ボウル + ヒートマネジメント

これが基本形。HMDを必ず使い、炭の熱を間接的に、控えめに入れます。直火は論外です。

2. 火力は控えめ。エグみを出さない

熱を入れすぎるとエグみが出て、せっかくの葉の風味が台無しになります。炭は2〜3個からスタートし、様子を見て足す。ダークサイドのような高火力とは真逆の発想です。

3. 温度変化に強い=じっくり待てる

高耐熱性でセッションが長持ちするので、慌てて炭を替える必要がありません。落ち着いて、時間をかけて味の変化を追ってください。

何と合わせる?

葉巻の葉である以上、合うお酒も葉巻に準じます

  • ウイスキー——王道中の王道。樽の香りとシガー葉の相性は説明不要です
  • ラム——カリブ産の葉にカリブ産の酒。産地を合わせる贅沢
  • ブラックコーヒー——お酒を飲まない方はこちら。苦味同士がきれいに重なります

当店ではボトルイン(シーシャのボトルにお酒や紅茶を入れる)でウイスキー +¥1,200 をご用意しています。シガーリーフ × ウイスキーのボトルインは、正直いちばん贅沢な組み合わせです。

当店で試すには

シガーリーフ / +¥900

通常のフレーバーに追加料金でご利用いただけます。「シガーリーフで」とだけ言っていただければ、そこからは味の方向(甘め/苦め/お酒に合わせて)を伺って組み立てます。

なお冒頭のとおり、ウズベキスタン法人が正規代理店と交渉して、できる限り安く仕入れています。「この銘柄が吸いたい」というリクエストがあれば、代理店に掛け合ってみます。日本であまり流通していないものでも、まずはご相談ください。

吸う前に、ひとつだけ

シガーリーフは天然由来とはいえニコチンがしっかり入っています。1台目には向きません。空腹を避け、水分を取りながら、時間に余裕がある夜にどうぞ。20歳未満の方はご入店いただけません。

——葉巻を吸う習慣はないけれど、あの世界観には惹かれる。そういう方にとって、シガーリーフのシーシャはいちばん敷居の低い入口だと思います。函館・大門で、ひとつ深いところまで行ってみたい夜に。

#シガーリーフ #BONCHE #上級者 #ウズベキスタン