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NEWS 2026.08.07 by ATHENA

【9/1本オープン】プレオープン中です──提供温度と時間を検証しています

【9/1本オープン】プレオープン中です──提供温度と時間を検証しています

お知らせ

函館シーシャアテナは、9月1日に本オープンします。

それまではプレオープン期間として営業しています。「もう営業しているのに、なぜプレオープン?」——この記事は、その理由の説明です。

プレオープンで何をしているのか

ひとことで言えば、「一台の味を、毎回同じように出せる状態」を作っています。

シーシャは、同じフレーバーでも作り方で味がまったく変わります。以前美味しい・不味いは何で決まるのかという記事に書いたとおり、味の8割は「熱」と「詰め方」で決まる。銘柄選びよりも、そこの精度がすべてです。

そして厄介なことに、その最適解は店の環境ごとに違います。函館の気候、この物件の換気の効き方、うちが使う器具の組み合わせ、営業時間帯の室温——条件が変われば、正解の炭の数も、水の量も変わります。

だから本オープンまでの期間を使って、設備を変えながら、ひとつずつ実測しています。

SCHEDULE 本オープンまで プレオープン開始 検証スタート いま ここ 提供温度・時間の最適化中 設備を入れ替えながら検証 9/1 本オープン 完成形で
営業しながら、裏側では毎日データを取っています

いま検証している項目

具体的に何を試しているのか、隠さず書きます。

TESTING 検証中のパラメータ ・炭の種類とサイズ ・スタート時の個数 ・HMDの種類と蓋の開度 ・炭を替える間隔 器具 ・ボウル(ストレート/ファンネル) ・パイプ本体と煙の通り道 ・ホースの通気 ・ボトルの水量 提供温度 ・煙の温度(冷たさ) ・ボトルの水温 ・氷を入れるかどうか ・季節による調整幅 時間 ・ご注文から提供までの時間 ・蒸らし(立ち上げ)の長さ ・1台あたりの持ち時間 フレーバー ・メーカー別のグラム数 ・詰め方の密度 ・ミックスの配合比 店内環境 ・換気の効き方 ・室温と席ごとの体感差 ・照明・音量
どれか一つを変えると他に影響が出るので、順番に潰していきます

とくに時間をかけているのが「提供温度」

シーシャは、煙が冷えているほど吸い心地がまろやかになります。ボトルの水を通す時点である程度は冷えますが、水温・水量・氷の有無・パイプの長さで、口に届くときの温度はかなり変わります。

ここにはトレードオフがあります。冷やしすぎると香りが立たなくなり、味がぼやける。かといって温いままだと、喉に刺さって長く吸えない。「香りが一番出る温度」と「一番飲みやすい温度」は一致しない——この折り合いをどこでつけるかを、実際に何十台も作りながら詰めています。

さらに函館は、夏と冬で店内の条件がまるで変わる土地です。冬に最適化した設定を夏にそのまま使うと、確実にズレます。だから今のうちに「季節ごとに何をどう動かすか」まで決めておきたい。

ボウルの中の温度は、狙って作れる

フレーバーが一番おいしく香るのは、ボウルの中がおおむね140〜170℃の範囲にあるときです。200℃を超えると焦げて苦味が出ますし、120℃を下回ると生焼けで煙も味も薄くなる。

この帯を60分でも90分でも維持し続けるために、炭の個数 × 位置 × 交換間隔 × HMDの蓋の開け方という4つの変数を、器具の組み合わせごとに一つずつ試しています。

なぜここまでやるのか

「前回と同じものを、同じように出す」

これが、シーシャ屋にとっていちばん難しくて、いちばん大事なことだと考えています。

たまたま美味しい一台は、誰でも作れます。でも「いつ来ても、誰が作っても、同じ水準」を実現するには、感覚ではなく数字で決めておく必要があります。グラム数、炭の数、時間。決めておけば、スタッフが変わっても味は揺れません。

当店は20ブランド・72種類(ニコチンあり46種/ノンニコチン26種)を扱っています。メーカーごとに適正な量も熱耐性も違うので、「うちの設備でこのブランドを作るなら何グラムで炭は何個か」を、一つずつ確定させている最中です。

プレオープン中にご来店の方へ

すでに営業していますので、普通にお越しいただけます。フレーバーも全種類ご用意しています。

そのうえで、ひとつだけお願いがあります。

率直な感想を聞かせてください

「ちょっと熱い」「煙が薄い」「吸うのが重い」「味が濃すぎる」——どんな細かいことでも構いません。その場で調整しますし、その一言が設定に反映されます。

遠慮されるのがいちばん困ります。気を使って黙って帰られると、何を直せばいいのか分からないままになってしまうので。

もちろん、思っていた味と違えば作り直します。プレオープン期間かどうかに関わらず、それは当店の基本方針です。

9月1日に向けて

本オープンの日には、「この設備で、この手順で、この温度で出す」という答えを出し切った状態でお迎えしたいと思っています。

シーシャは器具も炭もフレーバーも同じものが世界中で手に入りますが、その組み合わせをどう決めるかは店ごとの仕事です。そこを曖昧にしたまま開けたくなかった、というのがプレオープン期間を置いた理由です。

函館・大門エリア、深夜営業。飲む前の一台でも、締めの一台でも、お酒抜きでも。プレオープン中の今こそ、遠慮なく注文をつけに来てください。それがいちばん、いい店の作り方だと思っています。

※プレオープン期間中は、検証のため器具や提供手順が日によって異なる場合があります。
※20歳未満の方のご入店はお断りしています(ノンニコチンフレーバーも同様です)。

#お知らせ #プレオープン #函館 #大門